化粧品検定1級を取得したお話

あらすじ

化粧品について訊かれる事が多くなり
知識を身に着けたかったので
化粧品検定を受験しました

前置き

女装を始めてから化粧品や
スキンケア用品といった
コスメ関連のモノに触れる機会が
すごく増えました。
始める前からも脱毛やら
保湿クリームなどを塗ったり
する事はありましたが、
「美容」という概念そのものに
向き合う事が以前に比べ
増してきているなぁと感じております。

そんな中、
継続的に自撮りを上げていると
「使っている化粧品(化粧水・乳液)を教えて下さい!」と言った質問を頂ける事があります。
ある程度信頼されていなければ
訊かれない質問かなと思いますので、
こういった事項を訊いて頂けるのは
非常に嬉しい限りです、
本当にありがとうございます。
ぼくの顔自体は8割くらい画像加工アプリの力なので申し訳ない限りなんですが

しかしぼく自身も化粧品やケア用品を
選ぶ時はインターネットで検索して
出てきたコスメブログだったり、
美容系Youtuberさんが
オススメしていた商品を思考停止で
そのまま使用している事が多いので
結局質問してきてくれた方に
その旨を伝えても受け売りにしかならないところが申し訳ないやら不甲斐ないやら。
せっかくぼくに訊いてくれているのだからぼく自身がその化粧品を選んでいる理由を説明出来るようになりたいなぁ」と思う場面が出てくるようになりました。

となると美容知識を
独学ではなく体系的に勉強するのが
一番なんじゃないかなぁと思い、
化粧関連の資格が存在しないか
調べたところ「化粧品検定」なるものが一番マッチしておりました。

美容皮膚科学、化粧品の基礎知識、法律など各分野の専門家40名以上に監修された内容に基づき、体系的に専門的な化粧品や美容の知識を学ぶことができます。
SNS等の発達による情報過多社会において、正しい知識を得ることで必要なものを取捨選択できる力が身につきます。
ご自分の美容知識として、あるいは化粧品のプロフェッショナルとして、日々の生活やお仕事などさまざまな場面で活用できます。

https://cosme-ken.org/about/

今求めてる条件にぴったりやん!!
という事で見つけ次第即申し込み
こういうのは思い切りが大事です。多分。
ややカジュアルな2級、
法律や化粧品の歴史が絡んでくる1級の
どちらを受験するか悩みましたが
どちらも領域として興味がある項目ですし
併願可だったのでどっちも受験する事に。
ちなみに試験は5月・11月に年2回行われ申し込んだのは10月下旬。
「1ヶ月あれば勉強の時間とれるやろ~~~」
くらいに思っていたのですが
恐ろしい出来事(※1)が多々重なり
勉強の時間を捻出するのにめちゃくちゃ苦労しました。
皆さんは計画性を持って
受験するのが吉かと思います
※1 スプラトゥーン2のハロウィンフェス・DbDの経験値2倍キャンペーンが該当



ちょっとした余談

化粧品検定は2020年前半に俗に言う炎上した過去があるようなので少し触れておきます
インフルエンサーに対し「受験費用無料で化粧品検定に挑戦しませんか?」と言ったDMを送っていた事が暴露され協会としての公平性を問われた…という流れのようです。
思う事が無いわけでもないですが今回受験したい目的は「体系的に化粧品について学ぶ」という点なのでぼく自身がそこまで気にする内容では無いかな~と感じたため抵抗なく受験に至りました。
もしこの記事を読んで興味を持たれた方が居たらその辺りも含めてご判断頂くのが望ましいと思います。
デリケートな内容なので触れるかどうか悩んだんですが全く触れないと
「お前も回し者なんじゃねーのか!!??ヲ”ォ”!?!?」みたいな事言われそうなのであえて書きました(小心者)

いざ受験

そんなこんなでテキスト類を一式購入。
「化粧品のお勉強とか響きが華やかだし問題もキラキラしてるんだろうな~~オシャレぶれるしサイコ~~」
とか俗っぽい事考えながら
テキストをめくったんですが、
開幕から肌の構造や皮膚に含まれる
組織の役割などTHE・勉強って項目が
大半で一気に現実に引き戻されました。
キラキラとは程遠く内容は普通にお勉強でした
見慣れないカタカナ用語の暗記なんかも
もちろん大量にあります そりゃそうだろ検定なんだから。
普通に大変でした。なめててすみません。
「ブルベとイエベ知ってりゃどうにでもなるだろ」とか最初思っててすみません。

とはいえ「こんなもの人生において役に立たないだろ……」
といった因数分解を習っている
中学生みたいな思考で
常時勉強していた学生時代とは違い、
自分の興味がある分野の勉強なので
かなり意欲的に励むことが出来ましたし
何より勉強していて自分にとっても
役立つ内容が多かったのでとても楽しかったです。
仮に試験に落ちても有意義だなぁと思える内容でした。
まあ落ちてたらこの記事は書かず受験したという事実すらも闇に忘却する予定でしたけど。

毎日30分程度勉強出来たり出来なかったり、
というペースであっという間に
1ヶ月が経過し試験当日を迎えました。
前述の通り勉強内容が自身にとって
強く興味がある内容だったので
継続的なインプットさえ心がけておけば
勉強してない時も思い出すような形で
知識の定着化が図れたので勉強量に対し自信はそこそこありました。
始まってから数分でわからん問題がありすぎてさっきまでなんであんな自信あったの???ってキレそうになりましたが

満面のバカ面

無事1級、2級とも合格。
普段3時間遊んでいたゲームを
2時間30分に抑える等という
血の滲むような努力の上に成り立っております

根幹となる知識が身についたため
人から受けた美容関連の質問に対し
ある程度の自信を持って
答えられるようになったので
それだけでも受けて(勉強して)よかったなぁと感じました。
1級合格者がプログラムを受講出来る
コスメコンシェルジュなんかも
トレンドを追うセミナーに参加出来たりと
面白そうなので継続的に勉強して行きたい次第です。
とはいえ知識だけ増えて
頭でっかちになっちゃう事態は避けたいので
並行して別協会のメイクアップの実技試験なんかも
受けていけたら自分自身のスキルアップに
繋げていけるかなとも思っております。
勉強しないといけない事はたくさんありますね

まとめ

頼られる事が全然無いような
寂しい人生を歩んできましたが、
この年齢になってようやく
人の役に立てそうな事柄が見つかったので
これからも無理ない程度に勉強していきたいと思います。
多分今までよりかはマシな知識で
回答出来ると思いますのでスキンケアとか
その辺りで気になる事があったらお気軽に訊いてみて下さい。
わからなかったらめちゃくちゃお茶を濁した何の意味もない回答が返ってくると思いますが

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