あらすじ
人生において大きな節目だと思い自分語りがしたくなったので投稿しました
前置き
Twitterでも書かせて頂いたので
フォロワーの方々は
既にご存知かと思われますが
この度晴れて無職になりました
次の職場は決めずに辞めました
今まで
「31歳独身女装趣味限界サラリーマン」
と自虐していたのですが
今後は
「31歳独身女装趣味限界無職」
と名乗らなければなりません
本当に地獄みたいな字面ですね
来月には32歳になります
誰か助けて下さい
ツイートした後や、
友人とお世話になった方々に近況報告を行った際
「なんで辞めたの?」
「これからどうするんですか?」
といった心配のお声を頂けることもあり
その辺りの簡単な説明やこれからの方針やらについて
本記事でまとめておこうと思います
退職に至った経緯
そもそもぼくは幼少期から
長髪だったり中性的な格好をする事に
強い憧れがあり良い大人になった今も
変わらずそういう格好をしていたい思想があります
(複雑な性自認というよりかは、単純に自分の嗜好として中性的な格好が「カッコイイと可愛いの両立」といった魅力的なものに映っている印象です)
なので休日に
メイクやウィッグを装着して自撮りしたり、
人に手伝ってもらって女装の撮影をしたりと
非日常の趣味としてそれらを楽しんでいたのですが
「日常でも自分の好きな格好・ファッションが楽しめたらすごく幸せだろうなぁ」と思う気持ちが日に日に強くなり平常時の髪も伸ばし始めたり美容師さんに「ウィメンズの髪型にしてみたいんですよね~」と相談する事も多くなりました。
ただ当時勤めていた企業には
「男性社員の過度な長髪・色を染める事は許可しない」
という社風があり
やはり良い印象は持たれなかったようで
ついに「来週までに切って来い」との宣告を頂きました。
過度な長髪より短髪の方が
清潔感を維持しやすかったり
フォーマルな印象があるのもわかるので
会社の言い分もすごく理解出来るのですが
「このまま自分のしたい格好が一度も出来ずに人生が終わるのは少し寂しいなぁ」
と思ったのでいい機会だし辞めてみるか!
と決意し音速で引き継ぎしてスピード退職しました
(もちろんコレだけが退職理由というわけではなく職場に対する他の不満も多々あるのですが
それについて語りだすとこの記事が闇に染まってしまいそうなので流します)
ちなみに新卒入社の会社だったので
なんだかんだで8年ほど勤めていたことになります。
上司目線では
「8年も居たのに『髪を切れ』と言ったらいきなり辞められた」
という状況なので
だいぶ理解が追いつかなかったと思います(他人事)
本当は正直にお話して
お互い納得出来る落とし所が無いかを
話し合うべきだとは思いましたが
そういうデリケートな汲み取り方は
一切考慮してくれない職場環境だったのできっぱり諦めました。
組織からしたら個性を出されないほうが
ルールを統一し管理しやすいでしょうし
「自分が退職するのが1番丸くてWIN-WINだな……」と思ったので行動に移した次第です。
「学生時代にファッションを楽しめば良かったのに!
」というお言葉を頂く事もよくあるのですが、
これまた育ててくれた父親が
「男子が髪を染めたり伸ばしたりするのは言語道断」
という若干古風な思想だったため
自立するまではそれに従い
「好きな格好をする」という事に無縁な人生でした
(祖父も相当厳格な性格だったようで父親もあまり自由の無い幼少期を過ごしていたらしいので、そういう思想が強くなってしまったのかなと思います)
だからこそ自立して
経済的にも余裕が出てきた今、
「誰にも邪魔されず好きな格好を楽しむ」という事がとても楽しく感じ
自分の中では人生を楽しむのためのすごく大事な要素として感じているのかもしれません
「幼少期に抑圧されると大人になった後、反動が生じる」
というお話はよく聞きますが
自分の場合はまさにそれが
「自分のしたい格好、好きなファッションを楽しむ」
という事に当てはまってしまったのかなと思います
今後について
「自分の好きな格好をしながら働ける職場」
というのが最もストレス無く
働ける環境だと思うので
その点を重視して
転職活動を続けていこうかな、と考えております。
早く「31歳独身女装趣味サラリーマン」を自称させてくれ
家族が作った借金(闇)などもあるので、
あまりにも職が決まらなかったら
この条件を諦めて働かなければならない
時期が来るかとは思いますが
当面は貯金を崩したりで楽しく働ける環境を
探していきたいな、と思っております。
また本っっっっっっっ当にありがたい事に、
趣味で行っていた自撮りがきっかけで
撮影モデルや写真集の発行等のお話を
頂ける事があり今後はそういった活動にも
注力していけたらいいな~と考えています
(ぼくをフォローしてくれている方々もそういったコンテンツの供給を求めてフォロワーになってくれたケースがほとんどだと思いますので)
ただ31歳の元サラリーマンが
退職直後にモデル活動を本職として
生きていくのはかなりシビアだと思いますので……
当面はあくまで趣味の範疇になるかと思いますが
イベントでのグッズ頒布や、
ファンティア等のプラットフォームで
定期的なコンテンツ公開などを行い
ファンの方々に喜んでもらえる構えを
作っていく事を想定しています
こうした活動を経て、
いずれ趣味ではなく本業へ移行する事が
出来たらすごく夢がある話だと思いますし
「31歳でいきなり退職した女装趣味の限界独身男性でも生きていける」
というサンプルケースになれたら
後続の方々(そんなものいるのか?)にも安心や希望を与えられると思いますので頑張りたいな~と思っております
ともあれ、
半分呪いのように感じていた
「自分は生涯好きな格好を楽しめない」
という状況から脱却する事ができて
退職前よりずっとずっと人生が楽しいのは事実です。
見てくれている皆さんが喜んでくれるものを、質も量も上げて提供出来るようにこれからも頑張りますので……飽きるまで見ていってやって下さい